転職活動の中でメインになるのが面接ですよね。
面接をしてきて皆さんご存知だとは思いますが、面接官によって面接のスタイルが全然違います。
でも、面接に挑む側の人たちは、どの面接でも同じように振舞います。
面接官も人間ですので、面接をしている中で、話が合うか合わないかという点を、合否の要素としている場合も少なくありません。
しかも、一次面接では、現場社員が面接官である場合も多く、面接慣れしていないケースもあります。
その場合は、合否の判断基準が曖昧なので、この人となら一緒に仕事がしたいと思わせることが重要です。
今回は、面接官をタイプ別に分けて、それぞれの攻略法を紹介していきたいと思います。
自分の話をしてしまうタイプ
採用面接なのに、応募者ではなく自分の話をしてしまうタイプの面接官。
このようなタイプの面接官は、とにかく話を聞いてあげることが重要です。
しっかり相槌を打ち、本人が言っている内容をリピートしたり、話の内容の中から相手が喜ぶ質問をしてみたりすると、とても喜びます。
このようなタイプの面接官は、若い時に苦労していて、なんとか這い上がって今の地位を獲得しているケースが多いです。
面接なので自分のアピールをしたいところですが、そこををぐっとこらえて、面接官の話が終わるまでしっかり聞いてあげましょう。
雑談が多いタイプ
雑談が多いタイプの面接官はさらに2つのタイプに分かれます。
①面接が得意ではなく沈黙が怖いのでとにかく雑談をするタイプ
②雑談をすることで緊張をほぐし、本人の「素」を出させたりコミュニケーション能力を確認している戦略的なタイプ
①のタイプは、とにかく雑談をし続けてあげてください。
②のタイプは、雑談をしつつも、緊張感を持って話をしましょう。
自分の発言は相手にとってどう受け取られるだろうかということを常に考えながら、雑談をすることが重要です。
想定外の質問を連発してくるタイプ
その場での対応力や柔軟性があるかを確認するために、想定外の質問を連発してくるタイプの面接官。
このようなタイプの面接官では、対処が難しい場合が大半です。
しかし、全く対策を講じることができないことはありません。 面接官は、あなたに関わる事柄から想定外の質問をしてきます。
では、面接官はあなたに関わる情報はどこから得ているのでしょう。
履歴書・職務経歴書です。
履歴書・職務経歴書に書いている内容から質問を考えるので、事前に質問内容を予想して対策することができます。
質問の例をいくつか挙げてみましょう。
①趣味はサッカーと書いてあるが、サッカーを仕事で例えると、どのポジションを希望するか。その理由は?
②志望動機を拝見したが、なぜA社(競合他社)ではなく弊社なのか?
③熊本県出身とのことだが、他県の人に熊本県をPRしてください。
④(海外向けの仕事の場合)英語で質問をする。
⑤求人内容とは違う仕事もちらつかせる質問をしてくる。(後で本当にその仕事内容もすることになるのかを人材紹介会社に確認しておきましょう)
様々な質問が考えられるので、キリがないですが、ある程度は対策できるでしょう。
面接慣れしているタイプ
人事担当者や、面接に慣れているタイプの面接官は履歴書・職務経歴書の内容をしっかりヒアリングしてきます。
聞かれた内容に対して的確に答えられるように準備しましょう。
また、志望動機は確実に聞かれるので、面接先の企業に関する情報を事前に確認して、説得力のある志望動機を準備しておくことが重要です。
面接先の企業の社長・役員の名前を検索して、過去の取材の内容等も確認しておきましょう。
さいごに
面接官のタイプは、人材紹介会社から確認することも可能です。
人材紹介会社の担当者は、採用担当者にどんな面接官なのかであったり、対策等をヒアリングします。(実際私もされます)
人材紹介会社の担当者をうまく使うことも面接を成功させる近道となります。
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