新卒採用までではありませんが、中途採用の書類選考も学歴は合否を判断する材料の一つです。
履歴書に学歴を記入する際、大卒以上の方でも一般的には高校から記入します。
何気なく高校から記入していると思いますが、採用担当者は出身高校も合否の判断基準の材料としている事はご存知でしたでしょうか。
ではなぜ、高校も合否の判断基準となるのでしょうか。解説していきます。
高校が書類選考の合否の判断基準となる理由
高校がなぜ合否の判断基準となるのでしょうか。
その理由は、地頭の良さは大学より高校の方が判断しやすいからです。
高校入試は、英数国理社の5教科で受験することが一般的で、偏差値が高い高校ほど、すべての科目で高得点を取らなければなりません(もちろん内申点も重要ですが)
しかし、大学入試の場合は、特に私立の大学であれば3教科で受験が可能で、苦手な科目を選択する必要がないのです。
みな平等に受験科目が決められている高校入試の方が、地頭の良さは判断しやすいということになります。(特に公立で偏差値が高い高校は高評価です)
もちろん、高校の学歴ですべてが決まるわけではないですし、直近の学歴は評価されるべきポイントです。
出身高校の記入は必要か
出身高校の記入は、「必要な人とそうでない人で分かれる」が答えです。
自分の出身高校の偏差値が高いのであれば、高校は学歴に記入すべきです。
そうでない方は、大学からの記入で問題ありません。
また、自分の高校の偏差値がどのくらいかを調べる指標は、「○○高校 偏差値」で調べて最初に出てくる指標でOKです。
偏差値が高い基準は、企業によって異なりますが、テンさんの会社では60以上です。
さいごに
テンさんの会社では、学歴を見る際は、出身高校も評価のポイントとしています。
新卒・中途問わずです。
ただし、中途で学歴が重視されるのは第二新卒までで、その後はスキルやキャリアを重視して選考をしています。
中途採用の履歴書は、高校を飛ばして書きがちですが、偏差値が高い高校であれば、学歴は高校から書くようにしましょう。
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